うつ病にも色々な診断名がある|治療法も大きく異なってくる

新しいうつの形

診察

神経伝達物質の異常分泌

うつ病という病名は周知されてきた昨今ですが、うつ病の中にも種類があることは認知に乏しいのが現状です。また、うつの在り方にも一貫したものがなく、非定型うつなど新しい診断名がどんどん生まれています。一般的にうつ病として認識されているのは、意欲の低下などが継続している大うつ病性障害の症状と思われます。抑うつ状態という気分が落ち込む症状が強く、無気力で何もできなくなってしまいます。これをベースとして、別の症状を発生することで診断名が変わり、治療法も大きく異なってきます。抑うつ状態に加え、躁状態という症状が交互に現れると、双極性障害となります。躁状態は抑うつ状態の真逆で意欲に満ち溢れ、疲れを感じず無茶なことをやり続けてしまいます。周囲の人も疲弊させてしまうほどしゃべり続けたり、後先考えず大きな行動に出たりしてしまうのが特徴です。また、新しく出たうつの症状で非定型うつというものがあります。大うつ病性障害や双極性障害はいいことがあっても気分が好転しないのに比べ、非定型うつはいいことがあると元気になり、悪いことには落ち込みます。これが非定型うつの第一条件なのですが、うつでなくとも物事によって喜怒哀楽するのは通常です。非定型うつの場合は、落ち込んだ時の症状が抑うつ状態と同じになるのが特徴となります。うつ病を発症するメカニズムについては、詳しくはまだ解明されていません。しかし、精神的・肉体的ストレスによって、感情をつかさどる神経伝達物質が異常をきたすことが原因とされています。幸福を感じるときに分泌される、ノルアドレナリンやセロトニンなどの物質が正常に働かず、不足することで気分が低下し抑うつ状態を引き起こします。逆に量が多すぎると躁状態となり、疲れを感じず行動し続けてしまう症状も見られます。こういった神経伝達物質の異常は、長期間ストレスに晒されることで発生すると言われています。ストレスの要因も人によって様々で、引っ越しや結婚、仕事内容などによってうつ病発症リスクが高い傾向にあります。うつ病と診断される際、うつ病の中でも種類があるため、正しい診断名を出すのに時間を要することがあります。先述した、躁状態を引き起こしている場合、双極性障害という診断になります。うつ状態になるタイミングが、悪いことが起きた時だけなど限定されている場合などは非定型うつと呼ばれることもあります。精神科医と診察を行なっている間、症状が出ていなければ実態がつかみづらく、本人が自覚しているかどうかにもかかっています。カウンセリングなどで原因と思われる出来事や環境状態を見極めなければならず、その原因は人の数だけあるといっても過言ではありません。

ハートと聴診器

身体にも症状がでます

うつ病は一般的に、気分が落ち込み元気がなくなるのが主な症状として知られていますが、その他頭痛や目眩など身体的症状が出る事もあります。うつ病と診断されやすいタイプは勤勉で几帳面な性格の人です。産後すぐの経産婦や、被災者等も注意が必要です。

男性

精神科での相談

精神科での診断での費用は初診で3000〜6000円、再診で2000〜3000円程度である、といわれています。薬やカウンセリングで治ることもあります。うつ病は自覚症状がなく、うつ病になってしまうケースもあるので一度受けてみるのが良いでしょう。

医者

安易な判断は禁物です

うつ病は誰もが患う可能性のある病気です。正確な診断と適切な治療を受ける為には、本人だけでなく家族や身近な人からの情報が必要です。日頃から医師と連携を取り、治療に必要な環境づくりを心がける事が大切です。

聴診器

受付から薬の受け取りまで

初利用の病院でうつ病診断を受ける時は、問診票の記入後に医師の診察となりますが、会計時に処方箋が発行された際は調剤薬局で薬を受け取ります。うつ病と診断されたら医師に色々話すのが良く、そのことで助言がもらえ、回復の糸口となる場合があります。

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